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不用品は宝の山?

不用品回収  |

不要品の中には、ある個人にとって非常に魅力的な製品があります。

 例えばA社が業務縮小を行って経営のスリム化を狙ったとします。A社ではパーソナルコンピュータをWindowsマシンで揃えていましたが、マーケティング部の解散に伴って高額なMac・昇華型カラープリンタ・高解像度のスキャナが不要になってしまいました。

 仕事で使うには新しく出てくる最新のマシンを使うのがたいていの場合は良いのですが、A社でマーケティング部の図版作成に携わっていた人であれば、これらの高額なセットをみすみす産廃業者に引き渡すのは忍びないと思うでしょう。一昔前のMacによるDTPのシステムは、昇華型プリンターまで入れると250万円ほどしていました。そして事実これらの機器はほとんどの場合リース物件です。
リース会社に期間満了で返却する場合、リース会社はこれらの機器を中古市場で販売することはありません。ただただ廃棄処分するだけなのです。ところがリース会社の立場では、コストがかかります。まずA社に機器を引き取りにいく、産廃業者に引き渡し、廃棄処分料金を支払う、などです。

 これらの不用品回収を、活用する道もあります。
A社の場合は結果的にMacのシステムは廃止される訳ですが、このシステムを仕事で使っていた人は、リース会社に問い合わせると良いです。リース満了でお返しするシステムを個人で買取りたい、ついては見積りをお願いする、と伝えます。前述の通りリース会社は中古市場に魅力を持っていたいため、値ごろ感を知りません。

ですから逆にいくらならお支払い頂けますか、と聞かれるのでその時には当該機器の中古相場より大幅に安い値段を出して交渉するべきです。捨てるだけでも経費がかかるはずですから、と足元を見て数千円を提示して交渉し、もし相手がそれより高い金額で応じてきたら、ならば要らない、と答えれば良いでしょう。
これらはあざとく思われるかもしれませんが、不要品の活用例としては面白い例だと考えられます。

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