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業務用エアコンのメンテナンス&クリーニングについて

メンテナンス  |

夏場や冬場の室内温度を管理するために欠かせないのがエアコンです。特に、年々気温が上昇している昨今は、夏になると毎年のように熱中症や脱水症状が原因で救急搬送をされる方などのニュースが報道されています。エアコンの室外機からの熱風により、周辺地域の気温が上昇してしまう懸念はあるものの、同時に命を守るために、暑い日は無理をせずエアコンを使うことが推奨されています。

広い施設で使われる業務用エアコンがある

室温管理が重要とされるのは個人宅だけではありません。多くの人が訪れるショッピングモールや飲食店、オフィスなどでも、室内温度を適温に保つためにエアコンを使います。しかし、これらの施設は多くの場合、家庭よりも室内が広く、また長時間エアコンを稼働しておく必要があります。そのため、家庭用エアコンでは空調管理能力が足りず、仮に複数台設置して使うとしても、多大な電力を消費するため、必要以上のコストが発生してしまいます。そこで、多くの人が集う施設では、業務用エアコンが使われます。

業務用エアコンもクリーニングが必要不可欠

家庭用エアコンは、カビやホコリを取り除いたり、内部を掃除したりして、定期的にクリーニングを行います。このようなクリーニングは業務用エアコンにも必要です。特に内部のクリーニングは、業者を頼らなければ難しいと言われています。

定期的にクリーニングを行うことは、消費電力の削減に繋がります。日本冷凍空調工業会の資料によると、メンテナンスを行わずに業務用エアコンを使い続けた場合、4年目には暖房運転時の平均消費電力が初期の2倍になることが分かっています。一方、きちんとメンテナンスを行っていた場合は、納入から4年後も初期と変わらない平均消費電力で暖房の運転が可能です。

また、クリーニングを行わずに消費電力が増加し続けると、やがて異常停止などの不具合が発生することも分かっています。業務用エアコンが停止すれば多大な影響が及ぶことは明らかです。

熱交換器洗浄の重要性

エアコンクリーニングの重要性は上述した通りですが、その中でも、特に業務用エアコンにおいては熱交換器の洗浄を徹底的に行うことが推奨されます。これは、熱交換器が汚れていると、運転時にエアコンに負荷がかかる、エアコンの寿命が短くなるなどの弊害に繋がるからです。必要以上の負荷がエアコンにかかれば、不具合を起こす可能性も高くなります。また、エアコンの寿命が短くなるということは、買い替え回数が増え、余分なコストがかかります。不具合発生の抑制と適正な使用期間保持のために、熱交換器は定期的に洗浄しましょう。

熱交換器洗浄の頻度は、エアコンの使用環境や運転時間などによって変わりますが、店舗や工場ならば3年ごと、事務所や福祉・医療関連施設ならば5年ごとの洗浄が一般的です。ただし、エアコンの使用期間が10年を超えている場合は、熱交換器の買い替えが推奨されます。KOYORAD(http://www.koyorad.co.jp/)をはじめとした業務用エアコンの熱交換器を取り扱っている業者を利用して、熱交換器の買い替えを行いましょう。

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