2020年になってから、早いものでひと月が経とうとしています。新年度から始まる新生活に向け、引っ越しをする人はそろそろ荷物の整理を始める頃でしょう。家の大掃除をし、新居に持っていくものとそうでないものを取捨選択していくと、たくさんの不用品が出ます。壊れたパソコンやほつれなど傷みが強く、外に着ていけないような衣服などは、引っ越しの際にまとめて処分するきっかけになるでしょう。しかし、使わないだけできちんと動作する電子機器や数回着用したのみの衣服はどうでしょうか？自分はもう使わないとはいえ、ただ処分するだけというのはなんだかもったいないと感じませんか？

意外に思われる方もいるかもしれませんが、現在は様々なものの中古市場が高まっています。中古品を利用する人も多く、中には「すぐに売るだろうから、なるべく丁寧に扱おう」と中古市場への売却を購入時から想定している人もいます。

不用品の処分には、不用品回収業者に頼むにせよ、自治体のごみ収集に出すにしろお金がかかります。引っ越しを控えているのであればなおさら不用品の処分にお金をかけたくない、と感じることでしょう。

不用品の中でも価値のあるものは買取に出すことができます。買取サービスを上手に活用すれば、不用品の処分にかかる費用を大幅に削減することも可能です。特に需要の高い製品を売却できれば、臨時収入になるかもしれません。

不用品買取を依頼する方法には複数あります

買取と聞くと、多くの方は直接店舗に不用品を持ち込む「店舗買取型」を思い浮かべるのではありませんか？実は、買取には大きく分けて3つのパターンがあります。それぞれのメリットとデメリットも併せてご紹介します。

＜店舗買取型＞

すぐに現金化できる点がポイント。店舗を構えているため、信頼性も高い。しかし、不当に安く買い叩かれることがある。

＜訪問買取型＞

家から出ずに買取をしてもらえるが、買取に対応している商品ジャンルは少なめ。特に着物や宝飾品に関しては騙し取られるなどの被害もあるため、信頼できる買取業者かどうかの見極めが重要。

＜宅配買取型＞

自宅から業者へ商品を送って買取を依頼する。即日現金化することは不可能だが、コストを抑えることにより他の買取方法よりも高額で買取ってもらえる可能性がある。

近年は宅配買取型が人気を集めています。買取業者にとっても売却希望者にとってもウィンウィンのサービスであるためです。宅配買取型は、他の買取方法とは違い様々な面でコストカットが可能です。特に店舗を必要としないことで人件費や光熱費、店舗の家賃などが不要となります。コストカットされた部分を買取金額に上乗せし、高額買取が可能となります。

宅配買取は様々なもので行われています。古着の宅配買取のように、誰もが使うものを対象にしたものから、美容師・理容師が使うシザーの買取サービスなど、特定の人に向けたニッチなサービスもあります。